![]()
K氏は仕事柄、これまでに10数点以上の鞄を使ってこられた。 バッグだけに限らず、男の持ち物にはそれなりに”ウンチク”を持っている。 そんなK氏の愛用鞄のひとつがこの”ラガシャ”のダレスバッグである。 月に数回、他の鞄と使い分けて使用しているが 購入して10年近く経っているとは思えない程、状態は綺麗である。 持ち手のハンドルの下部がブライヤーの木(喫煙パイプ等に使用されるもの)になっているのが最大の特徴である。 型押しの牛皮革で太いステッチ糸がアクセントとなっており 非常にエレガンスな仕上がりになっている。 しかも、薄マチでスマートなのでビジネスバッグの硬さがなく、 カジュアルなシーンでも使用できる感じである。 内装の裏地も酒ビンが描かれたプリント柄がとてもおしゃれである。 また、自由に取りはずせる可動式の仕切りが付いているので機能的にも使い易そうである。 さらに、ブランドプレートにはシリアル製造番号が刻印されている。 これほど、凝った鞄は世界中探してもなかなかないのではと思える。
「このダレスバッグを使用する時は、書類や荷物が少ない時で できるだけおしゃれに持ちたいと思っています。 持ち手ハンドルが固定式なのが、ちょっと持ちにくいのですが 内部の仕切りが可動式なので書類が整理し易く、取り出し易くて とても使いやすいです。デザインも非常に気に入っています。 このバッグを持っていると、取引先の方や、時には外人の方にも 『良いバッグをお持ちですね』と誉められることが結構ありました。」
非常に価値のあるバッグの逸品であると思える。 |
---|